●監督:Linda Hattendorf
ドキュメンタリー映画『ミリキタニの猫』を観ました。
ニューヨークで路上生活を送る画家ミリキタニと映像作家リンダの交流をたんたんと記録した作品。
ツールレイク日系人収容所の過酷な記憶の中を今も生きているミリキタニ、さらに9・11のテロが起こり繰り返される戦争、そして再訪によりやっと「過去」となるツールレイク日系人収容所の記憶、リンダの根気強い支援によりアメリカ社会に参画することを選びとり一人暮らしをスタートする過程など、戦争を基軸としながら、多くのことが描かれていました。
9・11のさなか、煙が噴き出すビルを背後に、背中を丸めて絵を描き続けているミリキタニの姿が印象的でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿